
自分なりの生き方のスタンスを持つ
人生にしてもキャリアにしても万人に当てはまる正解やいわゆる成功の方程式のようなものは存在しないことは本連載でも何回も述べている通りである。
言ってしまえば十人十色であり、教科書的な一般解ではなく個々人にとっての正解たる固有解が求められる世界だ。

そうであるがゆえに、自分自身の経験や価値観からくる自分なりの生き方なりのスタンスを持っていることが重要であり、また同様に他人の生き方なりに敬意をもって接することも大切だ。
違いを理解し、認め、共に社会を構成するメンバーとして共存する、ということだ。
なお、当然のことながら、「共存」というくらいだから他人や周囲に迷惑をかけるような行為や生き方を控えることは前提であり、その前提の存在をベースに認め合う、ということだ。
そのような考え方を基に、本連載でも「●●のような生き方や考え方はもちろん本人の自由なので否定するものでは決してないが」や「本人が本当に納得しており、他人に迷惑をかけていない限りはもちろんそれもアリなのだが」というような表現を多く使っている。
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