借金が10億円近くある私に「負債を背負っている」プレッシャーがない理由。「お金の流れを把握」→「お金を貯めるステージに立てる!」

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銀行スマホを使う会社員
自分のお金の流れ、把握できていますか?(写真:Luce / PIXTA)
「貯金は安心で、投資は怖いもの」という考え方から抜け出せない人は今も多いことでしょう。そのような投資初心者のために、税理士であり、投資歴20年・運用総額10億円以上の投資家でもある永江将典氏は、「守り」を軸にした基本的なお金と投資の知識を身につけ、投資先さえ誤らなければ、誰でも手堅くお金を増やすことができる、と話します。
そこで永江氏の新著『頑張って稼いだお金を目減りさせない 税理士が教える 守りまくり投資術』より一部を抜粋、再編集し3回にわたってご紹介。第2回の今回は「資産と負債の考え方」についてフォーカスします。
【あわせて読む】《大増税時代》は自分の身は自分で「守る」が基本。「貯金は安心で、投資は怖いもの」の考えから脱却できない人が知るべき「本当に怖いこと」

まずは「お金の流れを把握」することから

出入りで考えれば、お金は収入と支出に分けられますね。収入、つまり入ってくるお金は給料です。出ていくお金である支出は消費と浪費、投資に分類できます。

そして、お金を使った結果手元に残るものは、資産と負債に分けられます。お金を貯めるときの基本は、収入を増やし、支出を減らすことですが、収入はいきなり大きくしようと思ってもできるものではありません。

ですから、手元のお金を増やすには、支出をコントロールして減らすのが近道になります。

お金を使いすぎないようになるポイントのひとつに、近い未来に支払うお金を把握しておくことがあります。たとえば収入が30万円で、来月支払わなければならないお金が10万円あったとします。すると、本来20万円までしか使ってはいけないはずです。

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