「高校時代にSDGs(持続可能な開発目標)部に所属したのを機に環境や気候変動に興味を持ち、選びました」というのは、1期生の小杉太一さん。「基礎から学び始め、みんなで話し合い行動に移せる環境があります」という。卒業後の進路はまだ明確でないものの、地域づくりや企業でサステナビリティ推進の業務に携わりたいとイメージしている。
「高校時代の特別授業で地球温暖化の現状を知り、気候変動は他人事ではなく大学でも学びたいと考えました。オープンキャンパスで再生可能エネルギーについて専攻している先生がいると知ったのが、武蔵野大を選んだ理由です。今はラボなどを通じて積極的に調べています」と言う学生もいた。

カスタマイズの学びが可能
学びは多岐にわたる。1年次はサステナビリティ学の基礎や環境倫理・正義、資源循環論などの規範や統合のための基本的な方法を学ぶ授業があり、2・3年次はサステナビリティ思考入門、環境福祉学・政策論・経済学などについての知識を身に付ける。加えて、ソーシャルデザイン系と環境エンジニアリング系のそれぞれの専門科目があり、前者ではソーシャルデザイン事例研究やサステナブルデザイン思考、持続可能な地域づくり論などに関する講義、後者では環境統計学、CAD(コンピュータ利用設計システム)演習、環境気象学、生物多様性保全特論などに関する講義がある。学生たちは系統の異なる科目を組み合わせて、カスタマイズした学びをつくれる。サステナビリティを軸に文理を横断した学びが可能であり、方向性が変われば柔軟に学びのスタイルを変えられる。
社会の課題を発見し、市民や企業、行政とともに解決に挑む「サステナビリティプロジェクト」と、NPOや企業、行政へのインターン実習、国内外の現場でのフィールドスタディを通じて実践的な知識・スキルを習得する「サステナビリティ学社会実践演習」は特徴的な学びだ。
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