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国分太一のコンプラ違反で「謝罪」したが…。何の説明もないTOKIO解散の発表文が抱えている"最大の問題"

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  • 鈴木 貴博 経済評論家、百年コンサルティング代表
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TOKIO解散の発表文(画像:TOKIO公式サイトより)

同じような「構文」の謝罪を耳にしたのはこの2日間でこれで3度目です。

最初は日産の株主総会でのエスピノーサ社長の謝罪でした。

「心配をおかけしたことをお詫び申し上げます」

次にフジメディアホールディングスの株主総会での冒頭です。

「皆さまにご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりおわびします」

こうした謝罪構文は同じようにビジネスの世界で大流行しています。というのは謝っているようで、よく聞くと責任を回避しているのです。

謝罪の範囲を限定している

日産自動車の株主が怒っている理由は経営陣が6700億円もの巨額損失を出したことと、生き残るためとはいえ主力工場の追浜工場の閉鎖検討が報じられていることです。神奈川県民にとってのシンボルともいうべき大工場が消えてなくなり、多くの社員の雇用も失われる可能性がある。しかし社長が謝罪をした範囲は「心配をおかけしたこと」に限定されています。

つまりこれは怒っている相手に対して「嫌な気持ちをさせたのであれば謝ります」と言いながら「でもそれってあなたの感想ですよね」と主張するような構文です。

フジテレビの場合は中居氏問題を社長ら幹部が約2年間隠蔽したことが発覚したことで巨額のスポンサー収入が消えてしまいました。経営陣は株主に対して失った利益の責任を負うべきですが、謝罪構文では「迷惑と心配」に謝罪の範囲を限定しています。

【2025年6月27日10時25分追記】日産自動車に関する記述を上記のように修正しました。

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