「小1で不登校、高卒、大借金、ひも暮らし⋯」どん底生活から教壇に立ち、学内塾の経営者へ"驚きの大逆転人生"
大学に入ってすぐに塾講師のアルバイトを始めた。

「それが面白くて、いっきにのめり込んじゃって、教員を目指すはずが大学に行かなくなってしまいました」
怠惰な生活が続いた。
奨学金でまとまったお金を手にしたことで生活はすさみ、結果、大学4年のころに卒業を待たずして中退した。
中退後は夜遊びざんまい。ついには金が尽き、消費者金融に手を出す。
借金は雪だるま式に増えていった。ネットワークビジネスに手を出して痛い目にもあった。
「もうあのころには戻りたくないです」
そんな生活の中でも唯一、塾講師の仕事だけは続けていた。教えることが好きで、子どもたちも高田氏によくなついた。
しかし、その塾講師も、大学中退後に上司とケンカして辞めてしまう。
原因は上司との教育についての考え方の違い。担当講師の決め方、生徒への指導方法など、高田氏の思いが伝わらないもどかしさがあった。
収入の手立てもなくなり、いよいよ借金が膨らむばかり。
ついには当時、付き合っていた女性の家に転がり込み、ひも同然の生活を送ることになる。まさに絵に描いたような転落ぶりだった。
「もうあのころには戻りたくないです」としみじみ語るほどに人生のどん底にいた。
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