メールが決め手に?アマゾンに”約10億ドル”での買収を決意させた企業の「メール術」 アメリカ人はなぜビジネスメールを「5行」で書くのか

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よく読まれる文章には、決まって“ストーリー”があるのです(写真:TAK.u/PIXTA)
ベンチャー企業が投資を募る際にも、新商品をアピールする際にも、「ストーリーのある文章」が必要になります。また、アマゾンが約10億ドルで買収して話題となったある企業は、優れた「メール術」がその決め手となったそう。そんな文章が持つ力について、『ハーバードの人生を変えるライティング』より一部抜粋・再構成してお伝えします。

お金を呼び込む文章

企業の採用担当者たちが応募者に求める一番の資質はなんだろう。アメリカのある機関が大企業を含む雇用主260名を対象にアンケート調査を行ったところ、コミュニケーションスキルが上位にあがった。ここでのコミュニケーション力とは、同僚とコミュニケーションする力、社外に会社の価値や製品のよさを伝える適性のことだ。

一時は、広報室などで文章をうまく書ける人材を必要としていたことがあった。ところが今は、社長も新入社員も、全員が会社の代表として話し、書かなければならない。もし投資をしてほしければ、創業者自ら提案書を書くべきだ。

「会社を代表してコミュニケーションをとることに抵抗を示す創業者もいる。しかし、これだけは絶対に忘れてはならない。会社の可能性とチャンスを説明し、売ることにおいて、創業者自身が誰よりもエキスパートであるべきだ」

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