全ての味のバランスがよくまろやかで、繊細ながら複雑。一口飲むと、香ばしさや酸味、甘味、苦味などさまざまな味と香りが口の中に広がります。
ブラックで飲むと、繊細な味の広がりをより感じられました。
異国情緒漂う空間で食べる朝ごはん

筆者が「スターバックス ギンザ ハウス」を前回利用したのは、休日の10時半頃。100席近くある大型店ですが、カウンター席、テーブル席ともにほぼ満席でした。
今回は平日の朝7時台だったこともあり、入店時にすでに着席していたのは10人ほど。ただし、時間を追うごとに人は増え、9時前には席の半分以上が埋まっています。
興味深いのが、利用客のほとんどが外国人という点です。お昼に利用した際も店内は半数以上が海外の人たちだったのですが、特に朝はパーセンテージが高い気がします。
白人、黒人、アジア系など人種はまんべんなく、なかには頭にヒジャーブを巻いたイスラムの女性もいました。

日本のラグジュアリーの象徴である銀座にいながら、店内は人種のるつぼさながら。
ビジネスミーティングをするインバウンド系の関係者に、近隣のホテルから流れてきた富裕層らしき人々。単なるコーヒースポットというよりは、「東京のグローバルラウンジ」といった趣です。
さまざまな言語をBGMに、多国籍な空間で「まるでニューヨークのSOHOに迷い込んだみたい。ここは本当に東京なの?」と、異邦人の気分を楽しみながら、極上のコーヒーをすする朝です。
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