【カリスマ塾講師が伝授】成績上位の小6女子が、頻発していた「計算ミス」を改善して第一志望への合格を叶えた方法とは

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テストをする小学生
ケアレスミスを改善した成功事例をご紹介します(写真:ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA)
本来であれば解けたはずの問題なのに、ケアレスミスで減点……。多くの子どもが、一度はその悔しさを味わったことがあるでしょう。

約20年にわたり、3000人以上の生徒を個別指導してきたオンライン全国個別指導塾「E-School☆」代表の野英利香(の・えりか)さんは、著書『小学生のための ケアレスミスがなくなる本』で、ケアレスミスをなくして学力をグングン上げていくための勉強のコツを解説しています。
今回はその中から、「頑張っているのにあと数点が伸びない」と悩むお子さんが、計算ミスの改善に注力したことでテストの点数を引き上げた事例を紹介します。

【算数の計算ミス。スピードも上がって見直しができるように】

〜小学6年生・Aちゃんの場合〜

成績上位者のケアレスミス改善

ケアレスミスが気になる子は、成績上位者にも多いです。たいていのテストは90点台、「あと数点をどうやって伸ばしていけばよいのか」で悩んでいます。

もちろん、間違って覚えていたり、暗記しきれずに間違うこともあるのですが、解答を分析すると、ケアレスミスが少なからず、いくつかはあります。

多いときは、20点くらいケアレスミスで点数を落としてしまうこともあります。そんな子がケアレスミスを意識し、改善した成功事例をお伝えします。

中学受験を決めて、いつもできないところを積極的に質問してくれるAちゃん。

問題の理解はしており、類題も解けます。しかし、たまに計算ミスで間違って不正解。普段から、ケアレスミスが気になっていたので、伝えてはいました。

授業ではとてもよくできているのに、テストではなかなか良い点が取れません。解答用紙を確認すると、いつも授業や宿題では、できている問題なのに、できていません。途中式や、残してある筆算を確認すると、計算ミスをしています。間違った問題の8割を計算ミスで落としていることがわかりました。

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