1/4 PAGES
2/4 PAGES
実際、2030年度の営業利益計画は2024年度実績比で14%増の620億円。決して力強い数字ではない。今期の2025年度と来期の2026年度にいたっては、ホームドア整備などの安全投資やワンマン運転実施といった業務改革関連の投資がかさむとはいえ、2期連続での営業減益を見込んでいる。
JPモルガン証券で運輸セクターを担当する姫野良太シニアアナリストは、「還元策は十分なものを打ち出したが、そもそも利益が伸びなければその恩恵は小さくなる。投資家は還元が期待できないと見ているのではないか」と分析する。
業績計画の迫力不足に加え、京王にはもう一つの懸念材料がある。新宿西口で進めている「南街区」再開発の竣工時期を延期したことだ。
この記事は有料会員限定です
残り 2389文字
