2つめは「自分ですべて決められる」ことです。
組織社会にいるサラリーマンは、巨大な「組織の歯車」となって働いています。組織や上司の指示を受け入れなければなりません。サラリーマンの給料は「我慢料」だと言う人すらいます。
それと比べると農業は、「失敗する」のも「成功する」のも、すべて「自分の裁量決断次第」です。すべて「自分の考えで自由にできる」ので楽しいのです。
農業こそ「自由と自己責任」の仕事。「人類の叡知の結晶の作業」だとも思います。
私自身が実に「充実した生活」を送ることができた
私はこの生活を経験することで、「すべての国民がどんな形でもいいから農業を始めてみる=一億総農民化」を提唱しています。
農業を体験すれば、年収を1万円でも多くしようと「サービス残業」をしたり、「上司にごまをすったりする」よりも、はるかに「潤いのある人生」を送ることができます。
だからといって明日から国民全員が地方に移り住み、農業に従事できるわけがありません。そうなったら、一時的にすべての経済活動がストップしてしまうからです。
まずは、身近なところから、ちょっとした自家菜園を始めてもいいし、私のように近隣に畑を借りてもいい。そのほうが、はるかに精神的に豊かな生活が送れます。
私が提唱する「一億総農業化計画」は、「日本人の生き残る最後の道」だと信じています。
私自身がコロナ禍以降(がんを除けば)実に充実した生活を送ることができているのですから、これは間違いありません。
「農業ほど知的な仕事はない!」のです。
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