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ガンの再々発を告げられた日、心をよぎった野中郁次郎の言葉。彼は「敗北」を通して物事の本質に迫った

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(イラスト:北沢夕芸)
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「今日はあまりいいお話じゃなくて」

先日、がんセンターの内科医は私にそう切り出した。

えっ。今日は抗がん剤をやりに来ただけなんだけど……。

「先週のCT検査で気になるところがありまして」

って、その検査は外科が担当している。あさって、外科医が説明するはずだったのでは……。

つまり、緊急で伝えるべきことがあるわけだ。

私は身構えた。

パソコンに検査の画像が映し出される。

「ここに2センチのモコモコしたものがありまして、可能性としては転移、再発をまず考えたいところなんですね」

表現がまどろっこしいが、要するに2センチのガンが再発したわけだ。

昨年末、ガン再発の手術をしている。その時は1個だったが、今回は4個も出てきた。

ガンの再々発ということだ。

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