1日で4000万円損失の元プロポーカープレイヤーが自分を立て直すときに使った《心を整える最強ワザ》。「わかっていても、できない」の対処法
そもそも上司の存在がストレスになっている場合、解決策としては次の2つが考えられます。
どちらが適切かは今の仕事が自分の目標にとってどれだけ重要かによって変わります。
自分の目標にとって今の仕事を続けることがベストであれば、①の方法、上司の存在を「気にしない」と割りきるのも一つの方法です。たとえ無理難題を押しつけられても「できるかぎりやってみます」と答え、無理せず淡々と仕事に取り組んでいけばいいのです。
一方で、上司との関係性が改善する見込みがなく、建設的に仕事を進めることが難しい場合は、②の「仕事を辞める」も有効な選択肢です。「世の中には他にも仕事がある」「自分を追いつめる上司がいるような環境にいる必要はない」と考えることができます。
冷静になって考えるとさまざまな建設的な選択肢が浮かぶはずです。
それにもかかわらず、「怖い」「どうしよう」といった感情に支配されてしまい、ミスを連発して怒られる──という悪循環に陥ってしまうのは、自分の中に「仕事ができない自分には価値がない」「クビになったら人生が終わる」といった極端なビリーフがあるからなのです。
このビリーフはたいてい無意識に持ってしまいます。しかし感情に向き合っていくと、自分の頭の中に響く声や、思わず口から出てくるフレーズとして浮かび上がってくるパターンが多いです。
例えば、「自分は本当にダメだ」「クビになってしまう! 人生終わった!」といった言葉が、頭の中で繰り返されることがあるかもしれません。このような時もタッピングが役立ちます。タッピングを行うことで、扁桃体の過剰な働きを抑え、理性を取り戻すことができます。
そうすると、ビリーフと冷静に向き合い、「これはただの思い込みだ」と気づき、それを手放すことができるようになるのです。
このプロセスを通じて、「やらなければいけない仕事があるのに手につかない」「仕事のミスを引きずって実力を発揮できない」といった状態から抜け出すことが可能になります。
「わかっていても、できない」ときの対処法まとめ
このプロセスを行うことで「わかっていても、できない」という状態から抜け出し、理性的で建設的な行動をとれるようになるのです。
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