銀行の激動期に猛烈サラリーマン生活を送り、第一線を退いた後は、次世代への「恩送り」を目的にNPO法人を立ち上げた奥山俊一さん。定年後のシニアが果たすべき役割について話を聞いた。
日本のビジネスパーソンは特異な存在
──三井住友銀行で専務まで務めた現役時代は多忙を極めたと思います。どのような仕事でしたか。
銀行員時代は通算20年近く英ロンドンに駐在し、3回目は欧州駐在の常務として赴任した。ただ、50歳で緑内障を患って両眼を2回手術しており、不安を抱えながらの海外勤務になった。1997年に帰国してからは、さくら銀行と合併した新銀行の経営会議メンバーとして国際部門を担当し、その後、日本総合研究所社長になった。ここで社長・会長を計6年やって、今は非常勤の特別顧問を務めている。
この記事は有料会員限定です
残り 2684文字
