【問題です】地球の自転が止まったら人はどうなるでしょうか? 気になる科学の疑問を、人気勉強系YouTuberの”あきとんとん”が解説!
あきとんとん:ちなみに銀河系の外は銀河っていって、いろんな恒星が観測されているよ。
りりかさん:壮大すぎてついていけませんね。
太陽系: 太陽と太陽の周りにあるさまざまな天体の集まり
太陽に近い順で水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星
銀河系:太陽系を含む恒星から成る天体の集団
銀河:銀河系の外側にある恒星の集まり
惑星とは太陽の周りを回っている星
Q. 「一年中ダイエットしている惑星」があるってホント?
A. ホント! 金星は大きくなったり小さくなったりして見える
りりかさん:姉、そんなに太ってないのに、よくダイエットしてるんですよ。
あきとんとん:うーん、世の中には美容の広告が多いし、テレビに出ているモデルやアイドルを見ると、自分が太って見えちゃうのかもね。
りりかさん:どうやってアドバイスしたらいいんでしょうね。
あきとんとん:自分自身に思いやりを向けるセルフコンパッションと呼ばれる考え方が、長い目で見ると効果的って話もあるね。
りりかさん:調べてみます。
あきとんとん:さて、今回のお題はダイエットしている惑星の話だね。惑星の大きさは基本的に変わらないんだけど、地球からの見かけの大きさが変わる惑星があるよ。
りりかさん:月ですか?
あきとんとん:そういえば、惑星の定義を説明していなかったね。惑星はざっくりいうと、太陽の周りを回っている星のことなんだ。月は太陽の周りを回っているかな?
りりかさん:地球の周りですね。
あきとんとん:そのとおり! だから月は惑星ではなく、普通は衛星と呼ぶね。
りりかさん:人工衛星……の衛星ですか?
あきとんとん:まさに。人間が人工的に作り出した衛星だから、人工衛星だ。日本だと、気象衛星のひまわりなんかが有名だね。
りりかさん:月が衛星である以上、ダイエットしている惑星には当てはまりませんね。
あきとんとん:そうだね。さらにいうと、月は見かけの大きさは基本的には変わらないよね。見え方は変わるけど。
りりかさん:たしかに……。
あきとんとん:見かけの大きさも変わるのは金星だ。
りりかさん:夕方、西の空で光って見えてる星ですよね?
あきとんとん:まさに。あの金星をきちんと観測すると、こんな感じで見え方と大きさが変わるんだ。

りりかさん:月の図に似てますね。
あきとんとん:月も金星も、太陽に照らされた部分が見えるという点では同じ仕組みだからね。
りりかさん:同じ仕組みなのに、何が違うんでしょうか?
あきとんとん:いい質問! 月との違いは位置関係だね。月は地球の周りを回っていたけど、金星は太陽の周りを回っている。だから、地球との距離によって見かけの大きさも変わるんだね。
りりかさん:なるほど!
あきとんとん:ちなみに、明け方に東の空に見える金星を明けの明星と呼んで、夕方に西の空に見える金星をよいの明星と呼ぶよ。
明けの明星:明け方に東の空に見える金星のこと
よいの明星:夕方に西の空に見える金星のこと
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