専門家が解説! 「本当に買ってもいいマンションなのか?」を"ウェブの情報"で見極める7つのポイント

マンション選びの際にチェックしておきたい7つのポイントを解説します(写真:years/PIXTA)
大きな買い物であるがゆえに、迷いと不安がつきものの「初めてのマンション購入」ですが、不動産コンサルタントの後藤一仁氏によれば、スーモなどのポータルサイトを上手に活用することで、そうした迷いや不安は解消することができるといいます。
ではいったい、そうしたウェブサイトに掲載されている膨大な情報のどこを、どのようにチェックすればいいのでしょうか――。本稿では、後藤氏の著書『中古マンション これからの買い方・売り方 絶対に損したくない人のための最強バイブル』から、一部を抜粋・編集する形で、7つのチェックポイントについて解説します。
まずは「3つの価値」を踏まえて物件をしぼる
マンションを購入する際に肝要なのは、いざというときに「売れる」または「貸せる」といった「資産価値の高いマンションの条件」や、予算、エリア、間取り、専有面積、駅徒歩分数、築年数といった「購入のものさし(判断基準)」を押さえておくことです。
それらをもとに検索すれば、ポータルサイトだけでもかなり物件を見極められるようになるでしょう。
本稿では、ポータルサイトを中心にウェブの活用法を紹介します(ここでいうポータルサイトとは、複数の不動産物件の情報をウェブ上に公開、検索できる不動産情報ウェブサイトのこと)。
売主側の媒介を受任した仲介会社は、法律で義務づけられているレインズ(国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営・管理している不動産流通情報システム)への掲載までの間(専任媒介は媒介契約日の翌日から不動産会社およびレインズの休業日を除く7日以内、専属専任媒介は5日以内)に自ら直接の買主を探して、売主と買主の両方から手数料を受領する両手取引を行うようにすることが多いです。
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