クールビズでダサい人とそうでない人の「決定的な差」とは? 【比較写真あり】カギを握るのはシャツの選び方だった!

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それは、台襟と呼ばれる部分があるかないかだ。襟と身頃をつなぐ部分に付けられる台襟。ノーカラーシャツの襟元の立ち上がった部分を想像してもらえるとわかりやすいだろう。これがあるとシャツのような立ち上がった襟になり上品さがアップする

台襟のあるポロシャツ
台襟があると襟がきれいに立ち上がり、カジュアル度が軽減される(撮影:今井康一)

スポーツウェアとしての起源を持つポロシャツはカジュアルに見えるため、ビジネスで取り入れるときは台襟の有無をポイントにすると迷わないだろう。

選び方がわかったところで、着こなしについて解説する。ポイントは1つだけで、裾をパンツの中に入れるタックインをすること。

多くのポロシャツの裾は直線になっており、裾を外に出すタックアウトでも使えるが、ビジネスの場ではタックインを推奨したい。タックインすることで上品さや清潔感が増すのはもちろん、ベルトでウエストを引き締めることによる足長効果も期待できる。

左:サックスブルーの台襟ありのポロシャツにスラックス、右:白の台襟なしポロシャツにスラックスのコーディネート
左のほうが襟元にメリハリがあり、締まって見える。ポロシャツ¥2,990、パンツ¥3,990、ベルト¥2,990(すべてUNIQLO) バックパック¥25,190、ローファー¥8,690(ともにアクティビズ) 右の白ポロシャツ スタイリスト私物(撮影:今井康一)

また、メリハリによるスタイルアップ効果を得るには、上下の色味にコントラストを効かせること。例えば、ホワイトやサックスブルーの淡い色のポロシャツにはネイビーやダークグレーなどの濃い色のパンツ。逆にブラックやネイビーといった濃色のポロシャツにはベージュやホワイトの明るい色のパンツと、いった具合だ。

また小物には、ローファーやバックパックなど、カジュアルさ・軽やかさのあるアイテムと合わせるとバランスよく仕上がる。色や合わせるパンツなど自由度が高いポロシャツは、台襟に気をつけるだけでビジネス感をうまくキープできる。

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栃木 雅広 スタイリスト・エディター

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とちぎ まさひろ / Masahiro Tochigi

1978年生まれ。大阪府出身。Quilt所属。大学卒業後、すぐにスタイリストの道を歩むことに。そして2002年に独立。複数の男性ファッション誌・サイトでのスタリングを担当するほか、広告やファッションブランドのカタログでのスタイリングも手がける

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