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憧れだった女性には振られ、自暴自棄になることも……《朝ドラ あんぱん》モデルの「やなせたかし」 あまりにつらすぎた中学時代

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  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)

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やなせたかしゆかりの高知県・四万十川(写真: LEOSHOU / PIXTA)
NHKの連続テレビ小説「あんぱん」がいよいよスタートした。漫画家のやなせたかしと妻の暢(のぶ)をモデルにした物語である。やなせたかしといえば、子どもたちに人気の「アンパンマン」の作者として知られているが、ブレイクしたのは69歳のとき。30代でマンガ家デビューを果たして以来、長く不遇の時代を経験している。遅咲きだったやなせたかしは、いかにして飛躍したのか。『大器晩成列伝 遅咲きの人生には共通点があった!』の著者で偉人研究家の真山知幸氏が解説する。

中学生から成績は急下降し恋にも破れる

成績優秀だったやなせたかしは、小学校を首席で卒業するが、中学校に進学すると状況は一変。たちまち成績が落ちていったと、自身で振り返っている。

「ぼくはこのあたりから急激に学校の成績が悪くなり、学年200人中、50番から70番あたりを上下していました。特に数学が0点に近いほど落ち込んだのは、まったく予習復習をせず怠けてばかりいたせいです」

勉強しなかったのは、怠慢以外にも理由があったようだ。汽車で通学しているうちに、女学生に一目ぼれしたという。朝から晩までその子のことを考えては、勉強も手につかなくなった。夏休みに入ると、会えない日々が思いを募らせたのだろう。帰省先の故郷から、大胆にも変名で恋文を送っている。

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