「中古のレクサス」買っているのはどんな人か? セダンとSUVでまったく異なるユーザーの嗜好
先にもあげたように、UXとNXはほかの車種より登場から時間が経っておらず、加えて人気のSUVであるため、店頭で比較する中で、気持ちが変わり購入に踏み切ったと読み取れそうだ。

「購入時の重視項目」も見てみよう。今回は中古車ならではの項目を中心に紹介する。
新車と違い、中古車は在庫から選ぶためか、「ボディカラー」の重視度が高い。「車両価格」ももちろん重要な項目で、ISとCTの高さが目立つ。CTはレクサスのエントリーモデルで、比較的コンパクトなハッチバック車であるために、価格意識の強い購入者が多そうである。

「走行距離」と「年式」については、UXとNXで高くなっている。人気車種であるため中古車として出回っている台数も多く、「より条件の良いもの」を購入したい気持ちが表れている。
また「納期の短さ」も、この2車種では他車種より重視されている。新車の納期を待てない人が、高年式の中古車を選んでいるのだろう。この2車種の平均購入価格は高かったのも、それを表している。
中古レクサス購入者のキャラクター
最後に、中古レクサス購入者をより立体的にとらえるために、車に対する価値観を確認する。紹介するのは「車は自分にとって趣味のひとつである」と「多少無理をしても気に入った車を選ぶ」だ。
まずは車を趣味とする人の多さであるが、LSが一番多く、次いでGS、ISとセダンがトップ3を独占した。ファミリーカーがミニバンやSUVになっている今、あえてセダンを選ぶ人は、車にこだわりのある人だ。
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