「中古のレクサス」買っているのはどんな人か? セダンとSUVでまったく異なるユーザーの嗜好
購入者の属性データも見ていく。男女比を順に紹介すると以下のようになった。
■NX:男性69%、女性31%
■RX:男性74%、女性26%
■IS:男性76%、女性24%
■GS:男性84%、女性16%
■LS:男性78%、女性22%
■CT:男性64%、女性36%
全般に男性の比率が高いが、特にGSは84%と高い。スポーティとラグジュアリーのバランスがとれたダイナミックなセダンであるため、男性から強く支持されているのだろう。

GSより少し割合は小さくなるが、同じくセダンのLS、IS、そしてSUVのRXも男性が3/4ほどを占める。
女性が比較的多いのはUX(34%)、NX(31%)、CT(36%)の3車種。これらに共通するのは、レクサスの中でコンパクトなことであろう。年代別の結果でもGSは特徴的で、20代が高かった。
新車市場ではこのような構成比にはならないが、「クラウン」などの高級セダンの中古車を志向する層が、GSを購入しているのかもしれない。
GSは2020年に終売しており、新車価格を鑑みると手に入れやすい価格であることも、若者が購入しやすい理由であると考える。
購入時の価格・支払い方法は?
ここからは購入時の価格と、その際の支払い方法を確認してみよう。
価格については、購入した人々が「実際のところいくら支払ったのか」を「値引き前車両本体+オプション価格」と、値引きや下取り額を引いた後の「最終支払い額」のデータから見ていく。
「値引き前車両本体+オプション価格」を見ていくと、最も高いのはRXで512万円、そしてNX(411万円)、UX(400万円)とSUVが続いた。
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