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中国自動車・吉利、ルノーと組みブラジル市場開拓 EV・PHVをルノー工場で現地生産、販売でも協力

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吉利控股はルノーとの戦略提携をテコに、ブラジルでの現地生産の立ち上げを急ぐ。写真は両社の提携契約の調印式典(ルノーのウェブサイトより)

中国の民営自動車大手の吉利控股集団(ジーリー)は、南アメリカのブラジル市場の本格開拓に向けてフランス自動車大手のルノーと戦略提携した。

吉利がルノーのブラジル法人に少数株主として資本参加し、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)の現地生産や販売で協力を得る。吉利控股集団の上場子会社の吉利汽車が2月18日に発表した。

ルノーはブラジル南部のパラナ州に持つ工場で、吉利傘下のブランドのクルマを生産する。さらに、ブラジル法人が吉利の代理店になり、既存の販売網を活用して市場開拓を後押しする。

世界第6位の市場規模

ブラジルは南アメリカ最大の自動車市場であり、国別では中国、アメリカ、インド、日本、ドイツに次ぐ世界第6位の規模を持つ。ブラジル全国自動車製造者協会のデータによれば、2024年の新車販売台数は前年比14.1%増の263万5000台だった。

この市場で長年にわたり販売ランキングの上位を占めてきたのは、ブラジルに生産拠点を持つ欧米の自動車メーカーだ。2024年のメーカー別の上位3社は、首位が欧州のステランティス、第2位がドイツのVW(フォルクスワーゲン)、第3位がアメリカのGM(ゼネラルモーターズ)であり、ルノーは第5位だった。

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