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中国の新国策企業、青海省の「塩水湖」開発を加速 リチウム・カリウム産業の世界有数の集積図る

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リチウムやカリウムが豊富に溶け込む塩水湖は、中国では内陸部の青海省に集中している。写真は一里坪塩湖の抽出工場(中国五鉱集団のウェブサイトより)

中国内陸部の青海省にある広大な塩水湖には、リチウムやカリウムなどの有用資源が豊富に溶け込んでいる。その開発を主導する新たな国策企業が、2月8日に誕生した。

新会社の「中国塩湖工業集団」は、国有非鉄金属大手の中国五鉱集団の傘下にある「青海塩湖工業」および「五鉱塩湖」、青海省政府傘下の資産管理会社「青海匯信資産管理」の3社を統合して発足。肥料の原料になるカリウム塩とリチウムイオン電池の原料になるリチウム塩の生産で国内最大手となり、従業員数は1万5000人を超える。

かん水から資源を抽出

中国塩湖工業集団の主要資産は、中国最大の塩水湖である青海省の「チャルハン塩湖」とリチウム資源が豊富な「一里坪塩湖」(の採掘権)だ。その事業面積は4060平方キロメートル近くに及ぶ。

同社は塩水湖のかん水から有用資源を抽出する世界最先端の技術を持つ。発足時の生産能力はカリウム肥料が年間530万トン、リチウム塩が5万8000トン、その他の化学工業製品が年間100万トンに上る。

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