「雇ってはいけない"危ないコンサル"」を見抜く3つの重大注意ポイント
中途入社の場合、入社してすぐにコンサルタントとしてパフォームすることを、それほど期待はされていません。半年から1年くらいの間は、コンサルタントとしての「立ち上がる」までの猶予をもって見ています。
しかし、それでも「立ち上がらない」ときには、「PIP(Performance Improvement Programの略)」と称されるいわば「管理ポスト」に入れられます。
ここでは立ち上がるための指導や目標設定・管理などが行われますが、「PIP」に入って一定期間改善が見られない場合には「(コンサルティングファームとしては)新しいキャリアへの転身をすすめる」ことになります。
こういう経歴の方の在籍期間が、最長2年といったところなのです。
職務経歴は、多かれ少なかれ「盛られている」
ポイント2:「経歴の盛り」のテクニック
次に、この職務経歴はどう見るでしょうか?
『大手総合コンサルティングファームY社にて、M&A戦略の立案、役員検討用の資料作成から討議を行う。またデューディリジェンスから買収先の統合に至るまでプロジェクト・マネジメントして牽引した経験も豊富』
戦略の立案もできるうえに、プロジェクトのマネジメント力もあるとなれば、魅力的で稀少な人材であることは間違いありません。
ただ、職務経歴というのは多かれ少なかれ「盛られている」ことを認識しておくことが必要です。
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