もちろん砂糖にもデメリットはあります。「結晶化しやすい」「微生物が利用しやすい」「虫歯になりやすい」などです。
また甘味が単調、使いすぎると甘すぎる、糖質が高いといったことです。しかし、これは適量を使えばいいだけの話です。
9割の人が知らない「砂糖の使い方」
『食品の裏側』では「調味料の裏側」についても詳しく解説しましたが、要は、砂糖は「使い方次第」なのです。
砂糖そのものが悪いのではなく、「使いすぎ」が問題なのです。
上手に適量を使うことで、調理においては「砂糖の物性」を生かしておいしく仕上げることができるし、食べる際においても、やっぱり「砂糖の純粋な甘味」は最強だと思います。
私は料理をする際に、砂糖の甘味効果は半分、あとはその他の物性の効果が半分という気持ちで使っています。
『安部おやつ』では砂糖の物性を生かした使い方をしていますが、どのおやつも決して甘ったるすぎることなく、低脂質でとてもヘルシーです。
お菓子は砂糖を使って伝統的な製造法で作られたものがやっぱりおいしいです。
スイーツは「嗜好品」であり「心の栄養」です。本当においしいと思えるものを少量食べるのがいいのではないかと私は思います。
前回の記事(日本人が知らない「人工甘味料」のヤバすぎる裏側)で述べた「人工甘味料の問題」も心配もしなくて済みます。
砂糖を一方的に「悪いもの」と決めつけるのではなく、よさを見直して、上手に取り入れてほしいと私は心から願っています。
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