意外?「ランボルギーニ」のサステナブルな姿勢 5視点で示したスーパーカーメーカーの在り方
順を追って、上記のプログラムを説明しよう。「フォージング・レジェンズ」とは、ランボルギーニの言葉を借りると「テクノロジーがクラフツマンシップと出合うところ」となる。フォージとは、「前進する」を意味する英語だ。
上記の体験は、サンタガタの本社工場で。「Lamborghini」と背中に大きくロゴの入った上着をわたされ、「レヴエルト」と「テメラリオ」という2台の最新スポーツが作られる現場を見てまわり、さらに組み立ての一部を体験することになった。
12気筒エンジンのシリンダーカバーをブロックにボルト留めしたり、カーボンファイバーのスポイラーを長いボルトで固定したり(これはややむずかしい)。
加えて、レザーの質をチェックしたり、それでパーツをくるむなど、ラインに沿って歩きながら作業の一部を担った(念のために書き添えると、そのあと熟練工がちゃんとチェックしてくれていた)。
新旧ランボルギーニの乗車体験も
「ボンデッド・イン・モーション」は、ドライビングエクスペリエンスのこと。新旧ランボルギーニ車で本社を後にし、市街地から山間部にいたる100kmほどのコースをドライブした。
乗ったのは「レヴエルト」と「ウルスSE」という、最新のプラグインハイブリッドスポーツ。加えて「ムルシエラゴ・ロードスターLP650-4」と「ガヤルド」というちょっと昔のランボルギーニに乗ることもできた。
「電動化したり環境対策を施したりしても、ランボルギーニ車の本質はパフォーマンスにあります」というコミュニケーションディレクターのティム・ブラーボ氏の言葉どおり、最新の2台の走りは、電気モーターがトルクを増強している分、すばらしくスムーズで速い。
一方、電気モーターを持たないムルシエラゴとガヤルドは、期待をはるかに超える楽しさがあった。
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