2025年は前半、アメリカ発の悪材料で、限定的ながら日本株も下押ししそうだ。その後は明るい変化に沿って、緩やかな長期上昇基調入りすると見込む。
アメリカ発の悪材料とは、同国のマクロ経済の調整だ。雇用情勢の先行指標を見ると、労働時間は前年比減少が続き、派遣業雇用も2022年3月から削減が止まらない。家計は借り入れ審査で拒否される割合が高まっており、負債頼みの消費拡大も限界が近い。
にもかかわらず過度の楽観からアメリカ株式市場は、予想PER(株価収益率)で見ると極めて割高だ。大統領選挙前からの「トランプトレード」も行きすぎた。早晩、米国株とドル高の調整が生じ、日経平均株価は最悪3万5000円まで下がる懸念もある。
