「M-1エリート」時代の幕開け?新たな伝説に期待 20回目のM-1 令和ロマンが史上初の2連覇に挑む

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

拡大
M-1
今年のM-1は12月22日に放送される(画像:Instagram / @m_1grand_prix)

21世紀の幕開けとともに始まった『M-1グランプリ』(以下、M-1)も、今年で節目となる20回目。漫才コンテストはほかにもあるが、M-1は、人気、話題性、影響力などの面で群を抜くコンテンツになった感がある。いまや年末の風物詩と言えるM-1がここまで成長した理由はいったい何だったのか? そして今後は? この機会に探ってみたい。

M-1予選で話題を独占した「完コピ」漫才

M-1熱は、近年さらに高まっている。そのひとつの表れが予選への注目度の高さだ。各組のネタが動画で配信され、それに対してSNSが素早く反応する。そんな光景が見慣れたものになった。

そうしたなか、今年話題を独占し、SNSでトレンドにもなった出来事があった。準々決勝でのラパルフェのネタである。

登場したラパルフェは、なんの前置きもなく、2019年のM-1決勝でニューヨークが披露したネタを物まねで再現。会場の爆笑をさらった。それに加え、そのとき松本人志から厳しい評価を受け、メンバーの屋敷裕政が「最悪や!」と叫んだ有名な場面も再現。これまた会場からは爆笑が起こっていた。

もともとラパルフェは、物まねを得意とするコンビ。実際、ニューヨークの「完コピ」漫才の後は、おなじみの阿部寛や堺雅人の物まねでネタを締めていた。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事