受験生、絶対知っておくべき「試験中のNG行動」3選 不安からついやってしまいがちなので要注意

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特に共通テストで発生する事柄ですが、1つの科目が終わった直後にSNSで「数学IA 難しい」「英語 簡単」のようなワードを投稿する人が増えて、Xでトレンド入りすることがあります。

まだ試験が終わっていないにもかかわらず、そういった情報が流れてきて、一喜一憂してしまうわけです。

実際、昨年の英語のリーディングでは、問題が非常に難しかったにもかかわらず、SNSで「英語簡単だったー」というような投稿を見てしまって、「自分はあんなに苦戦したのに、あの英語簡単だったんだ!もうだめだ」と落ち込んでしまったという人がいました。

SNSではいろんな意見が飛び交っていて、そうした情報に踊らされてしまうと、大失敗をしてしまうこともあるのです。

他人の点数や平均点を調べない

受験生の中には「他の人の点数が気になる」という人も多いです。「クラスのAさんの点数は何点だったんだろう」「Bくんはどうだったんだろう」と周りの人の成績が気になるという人もいれば、「今年の平均点はどれくらいだったんだろう」と考えて塾・予備校の情報を調べる人もいます。

もちろんその気持ちはわかりますし、平均点の情報やテストの難易度・ライバルの情報は受験戦略を考えるうえで必要になってくる場合もありますが、そこまで細かい情報ってそれほど必要ない場合が多いですよね。

クラスのAさんの点数がわかっても、受験生当人の点数には何の影響もないのです。でも、気になってSNSを利用して、もったいない時間を過ごしてしまうという人も多いわけです。はっきり言って、受験が終わるまではSNSは封印したほうがいいと思います。SNSを見る時間があるなら、その時間を勉強に充てたほうがよっぽど建設的なのです。

最後は「終わったことを気にする」です。これも非常に多いパターンなのですが、終わった科目のことについてつい気になってしまって、答えを調べたり採点をしたりする行為をしてしまう人がいます。

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