真田広之「SHOGUN 将軍」ハリウッドに与えた変化 本作の日本人プロデューサーに話を聞いた
――日本では、11月16日から23日までの期間限定で劇場上映(1話と2話)されます。
配信だけでなく劇場公開されることは、プロデューサーとしてとてもうれしいです。配信開始時には、ニューヨークやロサンゼルスの映画館で上映するイベントを実施しました。大画面で見ると映像や音響の圧倒的なクオリティーを存分に楽しんでいただけます。ハリウッドが製作した本格時代劇を、日本の時代劇ファンやドラマ好きの方々にぜひ体感していただきたいです。
すでに配信でご覧になっている方々も、映画館のスクリーンで見ることで、壮大なスペクタクルのなかの細かなニュアンスだったり、新たな発見があると思います。そういうところに気づいていただけるとうれしいですね。
この先手がけたいテーマ
――宮川さんがこの先ハリウッドで撮りたいテーマを教えてください。
自分で立ち上げた、やりたい企画があります。日本人の女性の現代劇ですが、いまちょうどロサンゼルスで折衝しているところです。ほかにも、台湾、シンガポール、マレーシアのクリエイターと会う機会があって、いくつかの企画の提案を受けています。いまアジアでも日本と一緒にやりたいという意欲がすごくあって、そういう企画も実現していきたいと考えています。
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