セブン「上げ底疑惑」で社長発言がマズすぎた理由 言い方や、他企業との比較も悪手でしかなかった
日本を代表するコンビニチェーン「セブン-イレブン」の社長発言が、ネット上で注目を浴びている。長年SNS上などでは「弁当容器の上げ底疑惑」が伝えられていたが、それにトップみずからが言及したのだ。
社長発言が文春報道されたことで、X上では「上げ底弁当」がトレンド入り。ネットユーザーのモヤモヤに、ようやくある種の公式見解を出した形となるが、長年ネットメディア編集者として「上げ底疑惑」をウォッチしてきた筆者からすると、消費者の溜飲を下げるような十分な回答ではない、いやむしろ「マズすぎる」とすら感じられる。
10年前頃から出ていた「上げ底疑惑」
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は2024年10月10日、同社を「7-Eleven Corporation(仮称)」に社名変更して、コンビニ事業に注力する方針を示した。
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