老後「都心、田舎どちらに住む?」決める視点は1つ 「田舎の自然」「都会の利便性」で決めるのはNG?

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では、田舎暮らしを成功させるための秘訣はなんでしょうか?

田舎暮らしは「人間関係から得られる情報」が重要に

「老後は都会を離れて、長年憧れてきた田舎暮らしをしたい」という場合、やはりよりよい人間関係を構築することが非常に重要です。

というのも、田舎の生活においては、人間関係から得られる公式・非公式を問わない情報が重要だったりするからです。

移住先の候補が想定できているなら、高齢期を迎える前から、その地域で人間関係を作れるような準備期間を設けてもいいでしょう

そのうえで、医療や介護など、いざというときに必要となるサービスにどのようにアクセスしたらよいかをあらかじめ考えておくと、安心して田舎暮らしが送れます。

都会暮らしにも、田舎暮らしにも、メリット・デメリットがあります。

いずれにせよ、イメージや憧れだけでなく、日々の暮らし、医療や介護について、リアルに考えてみることが大切です。

松尾 拓也 行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家

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まつお・たくや / Takuya Matsuo

行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家。

行政書士松尾拓也事務所代表、有限会社三愛代表取締役。

1973年北海道生まれ。父親が創業した石材店で墓石の営業に従事する傍ら、相続や終活などの相談を受けることが増えたため、すでに取得していた行政書士資格を活かし、相続・遺言相談をメイン業務として行うようになる。

信条は、相談者からの困り事に「トータルで寄り添う」こと。家族信託や身元保証など「新しい終活対策」についても積極的に取り組み、ライフプランや資産管理などの相談に応えるためにファイナンシャル・プランナー、住み替えニーズなどの相談に応えるために宅地建物取引士の資格を取得。ほかにも家族信託専門士、相続診断士、終活カウンセラー、お墓ディレクター1 級など、終活にまつわるさまざまな資格を取得する。

一人ひとりの「ライフエンディングシーン」(人生の終末期)で、最も頼りになるパートナーとなるべく、全方位視点で積極的な事業展開を行っている。

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