仕事できない人の口ぐせ「数字が苦手」を消す魔法 「謎解き」と思えば数字アレルギーは難なく解消
「数字が苦手」という呪い
私はよく、「ビジネスパーソンの数字力強化」をテーマにした研修を行います。そのような場でお会いするみなさまから頻繁に聞くのが、
「数字、苦手なんです」
という言葉です。
言葉というものは恐ろしいものです。こう発言することで、本人はより「自分は数字が苦手なんだ」と強く思うことになります。言えば言うほど、そのようになっていく。多くのビジネスパーソンの脳や身体は、まるで呪いのようにこの言葉に侵されています。
言うまでもありませんが、ビジネスとはヒト・ジカン・カネを使い、カネを生み出す営みです。そしてヒト・ジカン・カネはすべて数字で表現できます。ゆえに、ビジネスとは数字を使い、数字を生み出す営みと言えるのです。
つまり、「数字、苦手なんです」という発言は、「私は仕事ができない人間なんです」「ビジネスを知らないんです」と言っていることと同義になります。
そんな発言を当たり前のようにしてしまうことを、本来ならば恥ずかしいことだと認識してほしいのです。そういう意味でも、ビジネスパーソンはまずこの呪いの言葉を発することをやめるべきです。
ではどうすれば良いか。呪いを解くために必要なものは、「魔法」です。ふざけていると思われるかもしれませんが、私は真剣に申し上げています。今回はその魔法のひとつをご紹介します。
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