越谷レイクタウン、武蔵野線の「予想以上の実力」 意外に多いイオンレイクタウンへの鉄道利用

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越谷レイクタウン駅は相対式ホーム2面2線を持つ高架駅で、地上に改札口があり、北口と南口がある。バス乗り場もある北口は、駅を出るとすぐ右側にイオンの入り口がある。ここから専用通路が道路をまたぎ、kaze棟2階につながっている。

越谷レイクタウン駅北口
イオンレイクタウンの入り口と越谷レイクタウン駅北口(筆者撮影)

アウトレット棟は通りを挟んでkaze棟の北側にあり、アウトレット棟の東にmori棟が位置する。駅からmori棟の端までは直線距離でも約1kmあるから、隅々まで歩き回ると歩行距離は数kmに達してしまう。そのため駅北口とイオンモールmori棟を結ぶ無料シャトルバスが出ているほどだ。

対照的に南口は、小さなロータリーがあるだけで、バスは乗り入れていない。ただしこちらも越谷レイクタウンのエリアの一部であり、周辺には住宅が立ち並んでいる。越谷レイクタウン駅が、通勤通学のための駅でもあることを教えられる。

武蔵野線の利用割合は?

ではイオンレイクタウンを訪れる人の中で、武蔵野線を使ってくる人はどのぐらいいるのだろうか。イオンモール広報グループに聞くと、「平日は15%、休日は17%」という答えが返ってきた。

ショッピングモールというと、従来は市街地から離れた場所に設置されることが多く、来場者の交通手段はもっぱらマイカーだった。それに対応して広大な無料駐車場が用意されていることも特徴だった。

イオンレイクタウンの駐車料金は、最初の5時間無料、以降30分につき100円で、映画などを楽しむ人以外は無料で済むはずだ。それを考えれば平日でも15%という数字は、筆者の予想以上だった。

休日のほうが数字が大きくなるのは、レジャー目的で遠方から来る人、施設周辺での渋滞を懸念する人が多いからではないかと推測している。

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