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圧倒的王者のアパホテル、4つの「ありえぬ数値」 「2000万人」「108%」「600人」「52期連続」

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極めつきに、宿泊よりも滞在時間が短いため、料金も割安。コワーキングスペースの1日利用料金とほぼ変わらないことも多い。

『アパホテル〈名古屋丸の内駅前〉』の天然温泉(写真:アパホテル提供)

このニーズの高まりを受けて、2024年に開業した『アパホテル〈上野 御徒町駅前南〉』が初日に出した稼働率が108.8%だった。満室の100%からさらに8.8%底上げし、RevPAR(客室1室当たりの収益)も上がったのだ。

元谷氏は、「日帰りプランがあることで、本来の客室数が持つポテンシャル以上に売り上げが増加します。だから当社では“2度売り”を推奨しているんです」と手応えを語る。

けれど他ホテルでは、「日帰りプラン」を実施しているところは少ない。客室のリメイクをアウトソーシングしていたり、人員配置、従業員人数、オペレーションなどの面で、実現は簡単ではないからだ。そのため、大きな差別化につながっている。 

ではアパには、豊富に人材が揃っているということだろうか。次なる3つめの数値は、その人材の採用についてだ。

オープン初日に稼働率108.8%を記録した『アパホテル〈上野 御徒町駅前南〉』(写真:アパホテル提供)

ベースアップと福利厚生の充実で内定者が600人に

3つめのありえない数値は、「600人」。人手不足が叫ばれるホテル業界にあって、アパが2024年4月度に獲得した新卒内定者の人数だ。

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【11年で4万2000円のベースアップ、志望者も増加】

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