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詐欺まみれの仮想通貨はこのまま消えるのか FTXによる詐欺事件の本質

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破産した仮想通貨取引所FTXの創設者サム・バンクマン=フリード(写真:アフロ)

詐欺やマネーロンダリングの罪で有罪となった暗号資産(仮想通貨)交換会社大手FTXの創業者サム・バンクマン=フリードのめまいがするような失脚劇は、規制が行き届いていない市場に厳しい光を当てるものとなった。

2022年のFTXの劇的な破綻につながった犯罪活動だけではない。米規制当局は世界最大の仮想通貨交換会社バイナンスを多数の規制違反容疑で提訴してもいる。仮想通貨はこれからも詐欺と悪事を引きつける場所であり続けるのか、それとも最終的には金融を民主化するものになりうるのか。

サトシ・ナカモトの偽名でビットコインを生み出した人物は、08年の世界金融危機を受けて第三者を介さないデジタル通貨のアイデアを提示した。当時、政府と中央銀行の信用は地に落ちていた。09年にビットコインが誕生して間もなく、ナカモトは「従来通貨の根本問題は、それを機能させるのに信用が必要になることだ」と書いた。ところが、その信用を不要にするはずだった仮想通貨は今、信用危機の真っただ中にある。

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