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ビジネス #CCC 平成のエンタメ王が陥った窮地

「TSUTAYA」を生んだ増田宗昭の知られざる素顔 カリスマ創業者がぶつかった組織づくりの壁

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CCCの創業オーナーにして会長兼CEOの増田宗昭氏(撮影:今井康一)
TSUTAYAにTポイント、そして蔦屋書店――。
『週刊東洋経済』12月2日号の第2特集は「CCC 平成のエンタメ王が陥った窮地」。カリスマ創業者が率いる「企画会社」は、なぜ没落したのか。
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「ルイ・ヴィトンが年間いくら売り上げているか、知ってるか?」

2023年秋の週末、長野県軽井沢町のとある施設に、経営者や投資家らが集められた。参加者たちを冒頭のような問いかけで試しつつ、「こういうビジョンが作りたいんや」とブレーンストーミングへと巻き込む。そして自身の企画に足りない知恵を集めていく。

この人物こそ、CCCの創業オーナーにして会長兼CEO(最高経営責任者)の増田宗昭氏だ。

増田氏が24年間務めた社長職を3月に退いてから、半年以上が経った。CEOの肩書こそ残しているが、CCC社員は「本当に会議で見かけなくなった」と明かす。

冒頭のやり取りからわかるように、「いまだに商売への熱意は冷めていない」(CCCグループ関係者)という増田氏自身、周囲には冗談半分で「俺は干されたんやあ」と漏らしているという。

世界一の企画会社を目指す

苦境に陥ったCCCの現状を、本人はどう捉えているのか。

その胸中を探ろうと、東洋経済は本特集に際して増田氏へのインタビューを申し込んだが、結果は空振り。11月頭に開かれた、CCCと紀伊国屋書店、日本出版販売の合弁会社に関する説明会の会場で増田氏の姿を発見し、コメントを求めるも、「ないない(笑)。今日はメディアにしゃべらないでって言われてるから」と受け流されてしまった。

CCCの生みの親である増田氏は創業以来、「世界一の企画会社を目指す」と公言し、企画にこだわり続けてきた。

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