もしかして、スタッフが大量にいるのではないかと、会計時に何人で店をまわしているのか尋ねたところ、「ホール2人厨房2人の4人です」とのこと。むしろ、心配になる少なさでした。「ジョイフル」は、何か魔法を使っているのではないか……そんなふうに疑ってしまうほどの、見事なオペレーションに脱帽したのでした。
都心部の「ジョイフル」復活を願う
2023年9月現在、「ジョイフル」は東京都では4店舗を運営。実店舗は東京稲城店、東京八王子店、青梅店で、東京23区は宅配専門の赤坂南部坂店のみ。
新型コロナの流行で、2020年には約200店舗を閉鎖した「ジョイフル」。赤坂店が閉店したことで、23区から撤退することになったことが大きなニュースになっていたのを、覚えている人も多いかもしれません。
ファミレスチェーンの中でも、安さが魅力の「ジョイフル」。薄利で運営する営業方針のため、家賃の高い都心部では利益を確保するのはなかなか難しいのはわかりますが、その商品力はかなりのもの。「ガスト」や「マクドナルド」のように「都心価格」を設定しても十分通用すると思うので、筆者としては都心部の「ジョイフル」復活を切に願います。
編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。
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おおきな はるこ / Haruko Ookina
40代のサブカル好き主婦ブロガー・ライター。東京都港区の、狭くて古い(30平米築50年)ボロマンション在住のミニマリストで、夫と猫と同居中。趣味はチェーン店の朝メニュー食べ歩き、特技は節約とDIY。日本聴導犬協会の、子犬預かりボランティア活動中。著書に『台所図鑑』(大和書房)がある。テレビ出演は『THE TIME,』(TBS系)など。『東洋経済オンラインアワード2023 クリエイティブ賞』受賞。アメブロ公式ブロガー。
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