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「定年後のキャリア」カギ握るのはゆるいつながり 「リスキング」よりもやりやすい種のまき方

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  • 三嶋(原)浩子 博報堂 関西支社CMプラナー、ディレクター、コピーライター、動画ディレクター

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(写真:ふじよ/PIXTA)
「定年」と並んで、頻繁に登場する言葉が、「ネクストキャリア」や「リスキリング」。この言葉を聞いてさっそく定年後に向けて行動しようとする40~50代は、まだまだ少ないのではないでしょうか。ですが、現役世代から多ジャンルに人間関係を広げたりすることが、意外にもセカンドキャリアの種になることも。
本稿では、博報堂シニアビジネスフォースのメンバーであり、キャリアコンサルタントの国家資格を持つコピーライター三嶋(原)浩子さんの新著、『未定年図鑑~定年までの生き方コレクション』より、種をまくためにできることを紹介します。

70%強の人が「定年後も働きたい」

「もう働きたくない」「仕事はお腹いっぱい」。60歳の定年後はゆっくりしたい人を決して否定はしません。しかし、前回の記事をお読み頂き、寄せられたコメントの中には「ゆっくりするのも飽きてきた」という「過定年」の感想もありました。

こんなデータもあります。朝日新聞「Reライフプロジェクト」が、2022年3月に読者会議メンバーを対象に行ったアンケート(2022年5月20日付朝日新聞Reライフ.net)で「何歳まで働きたいですか?」という質問に対し、「働き続けられればいつまでも働きたい」(29.4%)が最も多く、「70歳まで」(23.2%)、「65歳まで」(20.7%)と、年金制度の区切りとなる年齢が続きました。

この数字を合算すると、70%強の人が「60歳定年以降も働きたい」と考えていることになります。平均寿命も健康寿命も伸びて、定年が55歳だったひと昔と比べて、まだまだ体力に自信がある人が増えていることの現れでしょう。

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