「会話で緊張する人」の気持ちがラクになる極意 「どうしよう」が消えて、好印象を与えられる
「どうしよう」が解決できる
同僚と。上司と。取引先と。友だちと。ご近所さんと。ママ友と。お店の人と。
職場で。カフェで。エレベーターで。街でばったり遇って。
仕事の話。相談。雑談。本題が始まるまでの、ちょっとした時間を埋めるやりとり。
このように、ひと言で「会話」と言ってもさまざまなシチュエーションがあります。その中で、あまり親密ではない人、気心が知れているとは言えない相手と話すとき、次のように感じる方が多いそうです。
「なにか話題を提供しなきゃ(どうしよう)」
「雑談って苦手だな……(どうしよう)」
「なんだか盛り上がらないなあ(どうしよう)」
「つまらない人って思われてないかな(どうしよう)」
もし、そんなふうに焦ったり、落ち込んだりしたことがあるのであれば、ぜひ「聴く」ことに意識を集中してみましょう。
会話にはさまざまなシチュエーションがありますが、共通して言えることもあります。
それは、「聴きポジ(聴き手のポジション)」につくことを意識すれば、だいたいの「どうしよう」が解決できるということ。相手の話を、背景を、気持ちを、意図をしっかり聴いて寄り添うと、「どうしよう」と思う間(ま)がないのです。話題を提供する必要もないし、自分が盛り上げる必要もない。ただただ相手の話を聴くことに集中するだけですから、余計なことを考えなくて済みます。
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