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ホリエモバイル、格安スマホが奇策に賭けた裏側 価格競争はもう限界、MVNOの斬新生き残り戦略

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ホリエモバイルは、Xモバイルの木野将徳社長(左)が堀江貴文氏(右)を口説いて実現したという(写真:Xモバイル)

「通信業界のLCCを目指していきたい」。3月9日、「HORIE MOBILE(ホリエモバイル)」の設立に関する記者会見に臨んだ堀江貴文氏はそう意気込んだ。

ホリエモバイルは、堀江氏とX-mobile(Xモバイル)との共同企画ブランドで、3月16日に発売される。Xモバイルは2013年に創業したMVNO(大手キャリアから通信回線を借り受けて、通信サービスを提供する事業者)だ。収益の一定割合を、Xモバイルから堀江氏へ支払う取り決めという。

“LCC(格安航空会社)”を謳うものの、ホリエモバイルは価格面で決して安いわけではない。20GB(ギガバイト)で月額税込3030円と、ドコモが2021年に始めたオンライン専用の新料金プラン「ahamo(アハモ)」(20GB月額税込2980円)など、大手キャリアのプランと比べても大差はない。

5~6月にも新ブランド立ち上げを企画

最大の“魅力”は、価格以外にある。第1に、オンラインだけでなく、全国に300超あるXモバイルの店舗でも、契約できたり、サポートが受けられたりする点だ。コスト削減のため、販売店を構えるMVNOがごく一部に限られる中、もともとXモバイルは全国の店舗網を強みに契約を伸ばしてきた。

第2に、堀江氏が提供する各種サービスで特典を受けられることだ。一例を挙げると、堀江氏が有料で提供しているニュース解説を無料で聴くことができるほか、同氏が運営するパンのチェーン店のカレーパン無料券をもらえる。

また、詳細は発売時に公表される予定だが、仮想通貨がたまるような特典も考えているという。Xモバイルの木野将徳社長は「単純計算すると、購入すれば月額1万円程度するものが3030円ですべてついてくる」とアピールする。

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