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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

わが子に限って「冷静さを欠く親」が知らない3盲点 「俯瞰して観る」ために必要な考え方とコツ

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

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子育てにおいて、「2023年に心がけたい3つのこと」を紹介します(写真:Taka/PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

【相談】
中1と小5の息子がいる母親です。石田先生は日々、たくさんの保護者の方から質問を受けていると思いますが、そこから感じる、子育て、家庭教育でこれだけは心がけたほうがいいということがありましたら教えてください。
(仮名:池田さん)

悩みが重層的になり、原因はより深いところに

筆者はこれまで約35年間、子どもたちの教育に携わってきました。35年前の当初から数多くの保護者(ほとんどは母親)とも面談し、子育てに関する悩みや家庭における教育方法についての相談も受けてきました。

その中でもとくに2022年は相談件数が多く、1年間で保護者から1800件以上の質問を受け、回答してきました。

相談は過去の相談内容と共通していることもありますが、コロナ禍になり2年以上経った2022年は多くの保護者の中にイライラがこれまで以上に蓄積していると感じました。悩みが重層的になり、原因がより深いところにあるのではないかと思ったのです。

ですから、表層的な方法だけでは1つ解決してもまた別の新たな問題が出てくるだけではないかと思い、より本質的、抜本的な解決につながる考え方についてお伝えすることが増えました。

そこで池田さんには、昨年1年間を通じて筆者が総合的に感じた「2023年に心がけたい3つのこと」について、お伝えします。この3つのうち1つでも実践できれば表層的な問題は起こりにくくなると思います。

1. 俯瞰的に観る〜「細かいこと」より「ざっくり感」

俯瞰的とは、辞書では「高い位置から広い範囲を見渡すこと、また大局的な物事の見方のこと」ですが、子育てにおいては、筆者は次のように解釈しています。

「子どもの些細なネガティブなことはあまり気にせず、ざっくり感で子どもを観る」

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【山頂から見れば小さなことかもしれない】

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