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「サクラ」による商品レビューにどう対処するか 検知・排除以外にできることを考えてみる

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  • 安井 佑太 高知工科大学 経済・マネジメント学群講師

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(写真:shutjane/PIXTA)

最近はオンラインで何でも買える。筆者もよくアマゾンなどで買い物をする。さて、オンラインのプラットフォーム市場で買いたいものがあり、候補が複数あるとき、利用者は商品ページのどこを見るだろうか。商品のデザインや値段はもちろんだが、「星5つ中の4.2」といった評価も見るだろう。

プラットフォーム市場の魅力の1つは、マイナーなものを含めてさまざまなメーカーの商品を見つけられることだ。名前も知らない、あるいは知っていても製品自体は買ったことがないメーカーの商品の場合、この「星5つ中の4.2」といった評価は重要な指標だ。実際、この評価はプラットフォーム市場での売り上げを左右する。

商品ページに表示される評価は、過去にその商品を購入・使用した人によるレビューを集計したものだ。商品の出品者は何とかしてこれを上げたいと考える。その結果、いわゆるサクラ行為に手を出す出品者も存在する。SNS(交流サイト)上のコミュニティーで「私の商品を買ってレビューで★5をつけてくれたら、商品代金を返金します」といった形でサクラを募り、★の集計値を上げるのだ。

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