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Netflix「広告付き新プラン」が破壊的で怖すぎる訳 月額790円の「羊の皮をかぶった狼」がやってきた

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  • 鈴木 貴博 経済評論家、百年コンサルティング代表

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11月4日から790円の広告付きプランを開始することを発表したNetflix(出所:NetflixのHP)

「羊の皮をかぶった狼が来たぞ」

Netflix(ネットフリックス)が全世界で発表した広告付き視聴プランのリリースを観て私がストレートに感じた直感です。日本では月790円でNetflixが見られるようになるのですが、われわれは、5年後には想像を超える出来事を目にすることになるかもしれません。それは映画や番組の中のフィクションではなく、世界経済のリアルな破壊的変化の話です。

その話をする前にNetflixの今回の発表をおさらいしましょう。Netflixでは11月4日から790円の広告付きプランを始めます。

一番のポイントは「安いプランでも高画質になる」

これまでは一番安いベーシックプランが990円でしたから「200円安くなる」という報道が多いのですが、実際は今回の価格変更の一番大きなポイントは「安いプランでも画質がHDの高画質にあがる」という点です。

つまり自宅の大画面テレビでNetflixの映画やドラマを楽しんでいたひとはこれまで1490円のスタンダードプランに入らなければならなかったのですが、これからは広告付きなら790円で見ることができるようになります。

ちなみに広告抜きでも1台のテレビだけでNetflixを見ていた人は990円になる。私は、この実質値下げのインパクトが一番大きいのではないかと思います。

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【広告付き新プランを導入した背景】

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