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「南場氏の大叱責」で奮起したYOUTRUSTの針路 転職活動を「呼吸くらい自然に」、人材SNSの挑戦

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もともとは起業への興味などはなく「一生、会社員をやるもんだと思っていた」と話す岩崎氏(写真:YOUTRUST)

「この”しょうもない”プレゼン資料を作ったのはいったい誰?」

ディー・エヌ・エー会長で傘下のベンチャーキャピタル(VC)、デライト・ベンチャーズを率いる南場智子氏のいら立ちを含んだつぶやきに、プレゼンターのYOUTRUST(ユートラスト)・岩崎由夏代表は驚愕した。

「評価額600億円規模で株式上場へ」。南場氏の面前のスライドにはそんな文句が踊っていた。「日本の人材流動性を大変革できる可能性があるプロダクトなのに、本当にその価値をわかっているの?」。ディー・エヌ・エー時代の上司・部下という関係があったからかもしれないが、岩崎氏に対し、南場氏はそう檄を飛ばしたという。

転職「潜在層」のユーザーも多い

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「いかに自分の意識が低かったかを思い知った。同時に、『(起業家として)この人とつるむべきだ』と直感した」(岩崎氏)

この出来事をきっかけに、岩崎氏は当時すでに内定していた資金調達の枠組みを再考。デライト・ベンチャーズにリード投資家の役割を担ってもらい、総額4.5億円を調達するに至った。2021年8月のことだ。

キャリアSNS「YOUTRUST」の開始は2018年。「現状の転職活動の仕組みは、求職者の人生にとって本当に望ましいものになっているか?」という岩崎氏の問題意識から生まれたサービスだ。

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