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清水建設、拡大路線進む中で浮上する2つのリスク 市場が懸念する「再開発」と「SEP船」の行方

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清水建設が力を入れる東京・麻布台の再開発工事(記者撮影)

「最近の京橋さんはどうなってしまったのか」。大手ゼネコンのある中堅社員は、東京・京橋に本社を構え、業界で「京橋」と呼ばれるスーパーゼネコン、清水建設についてこう語る。

同社は足元の業績が冴えない。前2022年3月期は売上高1兆4829億円に対し営業利益451億円と、営業利益率が3.0%と低水準だった。今2023年3月期も売上高1兆9600億円、営業利益715億円と、営業利益率は3.6%にとどまる見通しで、2021年3月期の同6.8%に到底届かない。

首都圏を中心とする大型再開発案件の受注を積極化した結果、競争激化による低採算受注や昨今の資材高で工事損失が増加傾向にあるためだ。

さえない株価と時価総額

業績の低迷は市場も見透かしている。8月26日現在の同社株価は774円、時価総額は6103億円と、トップの大成建設と比べて2000億円以上も低い。

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