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いい大学に入り、いい会社に入っても、一生安泰の保証はない。これからの時代は、社会に出た後にどんな努力をするかで将来が決まる。この連載では、「学歴なし、コネなし、カネなし」で世の中を渡り歩いてきた安井元康・経営共創基盤(IGPI)プリンシパルが、悩めるビジネスパーソンからのキャリア相談に、本当に役立つ実践的なアドバイスをしていく。
→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。
前回のQ&A 地味な仕事一筋14年、転職できるかどうか
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【キャリア相談 Vol.30】 実社会で勝負していくためには?
現在、大学1年の者です。家庭的な事情から決して偏差値的には高くない大学に在学していますが、安井さんの著書『
非学歴エリート』の中でも書かれているように、実社会に出たときには高学歴の人を逆転したいと、強く意識しています。
今回お聞きしたいのは大学時代の学び方、また、広く大学時代にやっておくべきことについてです。著書の中でもさまざまな角度から努力の方法について書いてくださり、勉強になりました。ぜひ、今回は学生がスキルを磨き、実社会で勝負していくための方法を教えていただければと存じます。よろしくお願いいたします。
大学生A
社会人になれば「親パワー」は無関係
おおっと、これは相談内容を読んだだけで、もう全力で応援をしたくなりますね!
確かに学歴は本人の努力もさることながら、何だかんだいって親の懐事情に左右されるものですから、本人にとってはいかんともしがたい要素もありますよね。けれども、社会に出た後は、学歴はあくまでも過去の、それも社会に出た後に必要となるスキルとは関係のない分野における実績でしかありませんので、心配は無用です。なにせ社会に出た後は「親パワー」は通用しませんので、個人としての勝負がようやく始まる、という認識でけっこうだと思います。
実際、社会で活躍している人がそのままイコール高学歴の人、というわけでは決してありません。当然、その確率は高いと言わざるをえませんが、一方で私の友人知人には高卒や専門学校卒が多いですが、みな自分の信じる道をとことん邁進しており、まさに自分の腕ひとつで食べています。自分で会社をしている友人もいますし、上場企業の幹部をしている知人もいます。
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【まず「自分は遅れている」と認識すること】
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