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イオンが距離を置いた、あの国民的キャラ 恵方巻、ケーキ…増え続ける「妖怪」たち

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  • 石山 真紀 フリーライター・売り場研究家

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本業のGMS(総合スーパー)が赤字で苦戦するイオン(写真:尾形 文繁)

2月に入り、明日は節分。豆まきのイベントに加え、欠かせない存在となったのが恵方巻です。節分に太巻きを食べる習慣は、江戸時代末期から明治時代初期ごろ、大阪で始まったとされています。その年の縁起の良い方向(今年は西南西)を向いて願いを込めながら無言で最後まで食べると福がくるとされています。

この慣習はコンビニエンスストアが率先しブームを作ったことで、全国規模で知られるようになりましたが、近年はそれに乗っかってスーパーやデパート、寿司屋や鮮魚専門店など、さまざまな業態でも恵方巻が大々的に取り扱われるようになりました。

通常の恵方巻はかんぴょうやたまご、椎茸、きゅうりといった太巻きの具材が入りますが、この頃はマグロやカニなどが入った豪華な「海鮮恵方巻」、サーモンやアボガドを使った野菜メインの「サラダ恵方巻」、牛肉や揚げ物系が入ったものなどバリエーションも豊かになってきています。 

恵方巻に力を入れるイオン

コンビニがブームに火を点けた恵方巻 (写真:tsuppy / Imasia)

恵方巻は生ものという性質上、通常の店頭販売分に加え予約を取ることが多くなっています。そのため、小売業各社では1月上旬にその内容を発表、1月末辺りまで予約を受け付けるというケースが一般的なようです。

この恵方巻商戦に闘志を燃やしているのが小売業最大手のイオンです。イオンは2月以外の夏の節分にも恵方巻を販売するなど、数ある食品スーパーでも特に恵方巻販売に力を入れてきた企業です。

今年は「家族で楽しむ恵方巻」をテーマに、大間のまぐろやたらばがになど厳選素材を使ったシリーズや、各都府県ゆかりの地元食材を使った巻物、伊勢海老を使用した豪華な恵方巻などを展開しますが、その中でも特に注目を浴びたのが子供向けの恵方巻でした。

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【注目を浴びた理由とは?】

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