東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #モディ政権で始まるインドの夜明け

インドのイケてる企業家、規格外すぎる活躍 キングフィッシャーブランド成功の軌跡

6分で読める

INDEX

Kingfisher Calender はインド人であれば誰でも知っているカレンダーだ(Kingfisherのホームページより)

キングフィッシャー(Kingfisher)は、インドにおける典型的なブランド成功事例だ。キングフィッシャーというブランドは、現代インドの象徴的ブランドと呼ぶこともできる。

インドを代表するビールだ

キングフィッシャーはインドではビールと同じ意味で使われる。インド人やインドを旅した人に「キングフィッシャーとは何か」と聞けば、最もありそうな答えはビールか航空会社のどちらかだ。

キングフィッシャーはUBグループのブランド。インド最大のビール会社であり、マーケットシェアの半分以上を占めている。同社の事業は、航空会社、クリケットチーム、インド初のカーレーシングチームまで広がっている。

UBグループは、カルナータカ州「バンガロール」に本社を置くインドの複合企業として、また誰もが思い起こす象徴的ブランドとして努力している。UBグループの年間売り上げは50億ドル以上、企業の時価総額はおよそ120億ドル。コア事業は、飲料品、航空事業、電気製品、化学品などである。

もともとは1857年創業の醸造所

ユナイテッド・ブリュワリーズ(元のグループ名)の歴史は1857年にさかのぼる。5つの小さな醸造所の合併によってUBが誕生したのは1915年のことだ。キングフィッシャーブランドが開始されたのは1980年であり、そんなに古いことではない。現在、UBグループ会長を務めるビジェイ・マリヤ氏が設立した。

次ページが続きます:
【どのようにして急成長したのか】

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象