三菱マテリアルの「年齢」
岩崎弥太郎が1871年に炭鉱事業に進出したのが起源。2021年5月に創業150周年を迎えた。新時代に存在感を示せるか。
──改革を同時に進めています。
原点には2017年に発覚した品質問題がある。グループ5社が長期にわたって品質データを改ざん、不正な製品を出荷していた。
そのとき認識したのがコミュニケーションが絶対的に不足していたということ。これまでは上意下達だった。高度成長期には機能していたかもしれないが、このままでは変わらない。猶予はなかった。
まずコミュニケーションの量を増やした。対話の量が増えなければ、質には転化しない。月1回しか話す機会がなければ、もっと頻繁に話す。コロナ禍で直接対話はできなくても、移動時間が不要になったことを逆手に回数を増やす。
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