中央大学のキャンパス再編が進んでいる。目玉は23年に行われる、法学部の東京都文京区・茗荷谷キャンパスへの移転で、全学年6000人の「大移動」が実現する。「法学部は中央の看板学部。法学部を軸にして中央は発展すべきだと思っている。都心で競争力を高めていきたい」(河合久学長)と狙いを話す。
さらに同年には市ヶ谷のロースクールを駿河台に移転させ、法曹教育を強化していく。もう1つの狙いが、文理融合型の法教育だ。後楽園キャンパスには理工学部が、市ヶ谷田町キャンパスには国際情報学部があり、都心のキャンパス同士の連携が容易になる。
「国際情報学部は、法律と情報という文理融合型の教育を行っている。また、学問を社会に実装しようと思うと、必ず法律が関係してくる。例えば理工学部の研究を対象に法律を学ぶようなプログラムの開発も、意義深いと思っている」と河合学長は説明する。
法学部の移転で学生の構成比は都心45%、多摩55%となる。2大キャンパスとすることで、それぞれのコンセプトをしっかりと打ち出す。都心キャンパスが理工学部、法学部などの集う「文理融合」なら、多摩キャンパスは「グローバル」と位置づける。
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