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ライフ #アートとお金

僕のような買い方は本当に勧めない 愛好家に聞く|精神科医 高橋龍太郎

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たかはし・りゅうたろう 1946年生まれ。慶応大学病院入局。90年、東京・蒲田にタカハシクリニック開設。著書に『現代美術コレクター』。現代アートを2000点超所蔵(撮影:今井康一)

僕のコレクションは、直感的にひかれる作品を買うのが基本だ。中でも、1960年代の全共闘時代の思い出とつながる草間彌生の作品『No.27』を98年に購入したときは感無量だった。草間が30年ぶりに油絵を描いたというので、ギャラリーに出向いて2点ほど購入した。1点200万円くらいした。

同じ頃に集め出したのが、会田誠。97年、初めて会田誠の『紐育(ニューヨーク)空爆之図(くうばくのず)』を見たときは感激した。洛中洛外図の構図で、ニューヨークの街が空爆されている様子を描いた作品だ。110万円ほどとかなり安く売られていたが、そのときは会田誠の作品を持っていなかったので判断がつきかね、購入を見送った。そのうちギャラリーがコレクターとして指名してきて、購入時は200万円近くになっていた。

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